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2019.06.28更新 / 828views

インプラントをしたら口臭がきつくなった?においの原因と予防・対策

「インプラントにしたら口臭がきつくなった……」「インプラントをした知り合いが口臭を気にしている……」

インプラントにすると、口臭が出やすくなるともいわれており、すでに治療を受けた方、これから治療を受けようと思っている方ともに、不安を抱いているかもしれません。

現実に、インプラントが原因で口臭が起こる可能性はゼロではありません。ここでは、なぜインプラントで口臭が起こるのか、その原因と対策について紹介します。

きちんと対処をすれば、十分に予防や改善ができるので、ここを参考にぜひ口臭対策に取り組んでみてください。

インプラントで口臭がきつくなるって本当?

インプラントは、見た目もかみ心地もよいと評判で、歯をなくして困っている方にはとても魅力的な治療法です。

ですが、もし口臭が出やすいと聞くと、治療を受けるのをちょっとためらってしまうかもしれません。

果たして、インプラントと口臭に深い関連性はあるのでしょうか?

実際に、インプラントが原因で口臭が出ることはありえます。しかし、患者さん自身のケアやメンテナンス不足であったり、さまざまな理由でパーツが緩んだりと、原因がある程度はっきりしていることが多く、対策方法も明確です。

つまり、原因も対策もしっかりしているので、きちんと対処をしていれば、それほどの心配は不要だといえるでしょう。

そのために必要な知識について、以下で一緒に学んでいきましょう。

インプラントで口臭が起こる原因とは?

インプラントで口臭が起こる原因と対策方法について、以下でまとめています。

インプラント周囲炎

通常の口臭も歯周病が原因であることが多いですが、インプラントの周囲は特に歯周病に弱く、進行することでインプラント周囲炎という、歯肉や顎の骨にまで影響が及ぶ疾患にいたります。

インプラント周囲炎になると、歯茎が腫れたりすることで、出血したり、膿が出たりして、口臭を引き起こします。歯周病が原因の口臭は特にきついといわれており、さらに血液や膿のにおいがまざることで、においが増します。また、歯茎や顎の骨が減少することにより、インプラントが抜け落ちてしまうリスクも存在します。

初期段階では、歯磨きや医院でのメンテナンスにより改善ができますが、進行している場合は、歯肉の切開などの外科手術が必要になることもあります。

ケア不足

インプラントまわりのケアを十分にしていないと、歯垢や歯石がたまることで口臭が起こります。

特にインプラントは構造上、歯肉との間や、パーツごとの接合部分に隙間ができやすく、汚れが入り込み、たまりやすいのです。

医師の指導通りに歯磨きをしっかりおこなう、歯医者さんでのメンテナンスに継続して通うなど、術後の基本ケアを欠かさないようにしましょう。

アバットメントの緩み

インプラントは、歯茎に埋めるフィクスチャー、人工歯部分の上部構造、それらをつなぐアバットメントに分かれます。それぞれの接続部分のネジが緩んだりすることで隙間ができて、歯垢や細菌が入り込んでしまい、口臭が起こる可能性があります。

歯医者さんで、ネジを締め直したり、いったん取り外して清掃をしたりすることで対処できます。

かみ合わせの悪化

インプラントの人工歯は、全体のかみ合わせを考慮して作製されます。しかし、日がたち人体側に動きがあることで、人工歯との間にズレが生じることがあります。あるいは、最初から調整不足でズレがあることも考えられます。

そうなると人工歯に負担がかかり、接合部分との接着に用いるセメントが流出してしまったり、破損が起こったりします。それによりできた隙間に歯垢や細菌が入り込み、口臭が起こるのです。また、かみ合わせが悪いことで汚れがたまりやすくなり、歯磨きなどのケアも難しくなることも口臭の原因になります。

人工歯を一度外して清掃をするのがいいのですが、接合の方法次第で簡単に外せない場合は、削って取り外す必要があります。その場合、人工歯を作製し直さなければいけません。

セメントの取り残し

人工歯をセメントで取りつける際、はみ出した分は除去しますが、場合によっては取り残してしまうことがあります。セメントが固まった部分の周囲は、歯垢や歯石の温床となりやすく、口臭の原因となります。歯医者さんで余分なセメントをしっかり除去してもらうことで改善が見込めます。

仮歯をつけている

最終的な人工歯が完成するまでは、仮歯をつけて過ごすことになります。

これは、あくまで治療期間中に見た目やほかの歯とのバランスを取るのが目的のもので、プラスチック製であるため、においがつきやすいのが特徴です。とはいえ、一時的なものなので、最終的に人工歯に置き換えてしまえば、影響はほぼありません。

ただし、出血などの症状がみられたら、早めに歯医者さんに相談しましょう。

タバコ

喫煙習慣があると、タバコ自体のにおいに加えて、血流の悪化による歯肉の炎症などが原因となり、口臭が起こります。また、タバコに含まれるニコチンという成分が、歯周病の繁殖を助けるともいわれています。

そもそも過度な喫煙をしているケースでは、インプラントの施術自体を断られてしまうこともあり、さらに上記の理由から、治療後の喫煙も極力避けるように指導がされるはずです。

インプラントとタバコは、非常に相性が悪いということを覚えておきましょう。

インプラントによる口臭の予防・対策法

インプラントが原因の口臭を防ぐには、汚れをしっかり落とし、ためこまないことが基本となります。それには、歯磨きなどのセルフケアと、歯医者さんでの定期健診が大切です。基本をおろそかにしないことが、ケアの根本にして最重要なことなのです。

セルフケア

まず、歯磨きをきちんとしていない場合は、食後などにきちんとおこなう習慣をつけましょう。また、歯磨きをしっかりしていても口臭が出る場合は、磨き方に問題がある可能性が考えられます。

どちらにしても、治療を受けた歯医者さんで受けた指導通りの、回数や磨き方でしっかりケアをするようにしてください。

定期健診

治療後には、年に数回の定期健診の案内があるはずです。そこで、自分では取り切れない汚れをきれいにして、かみ合わせなどの調整もすることで、口臭が発生する可能性も減らすができます。

すぐに歯医者さんに相談

定期健診以外でも、症状がひどかったり、違和感があったりする場合は、歯医者さんでクリーニングや調整をしてもらうのがおすすめです。ケアをしすぎて問題が起こるということはありません。

特に、どうしても口臭がおさまらない場合は、なんらかの根本的な原因があるのかもしれません。早めに治療を受けた歯医者さんに相談しましょう。

治療後の保証期間内であれば、これらの調整などは無料で対応してもらえることもあるので、前もって歯医者さんに確認しておくと良いでしょう。

まとめ

インプラントが原因で口臭が起こることはありますが、大体のケースできちんと対処をすることで、予防・改善が見込めます。

自身のケア不足が原因であることが多いようですが、インプラントにしてから時間がたつことで生じた、自分の歯や歯茎とのズレなどが原因となることもあります。これらを防ぐには、歯医者さんでの健診にもちゃんと通い、変化に都度対応する必要があるでしょう。

医師の指示通りに、基本的なメンテナンスを欠かさず、口臭を防いでいきましょう。

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