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抜歯後に重要な血餅ってなに?血餅の重要な役割とは

2018.08.01更新

インプラント治療や矯正歯科治療のためなどで、抜歯をすると歯茎に空いたくぼみには血餅ができます。血餅ってなに?と思った方、血餅とはけがをしたときにできるかさぶたと一緒です。血餅を無理やりはがしてしまうと、いつまでも痛みが続いてしまいます。

抜歯後にできる血餅(けっぺい)は大きな役割を担っている

血餅って何か知っていますか?

親知らずなどの永久歯を抜歯した時、歯茎に大きなくぼみができてしまいます。このくぼみは、傷口と同様です。そのため、血液で満たされています。その時にできるのが、血餅です。

血餅は、抜歯時にできるくぼみを覆い、傷口を守ってくれる大切な役割があります。そう、血餅はけがした時にできる【かさぶた】と同じなんです。

では、血餅が抜歯後の傷口にどのような役割をはたすのか、詳しく確認していきましょう。

 

抜歯した後口の中はどうなっているの?

永久歯を抜歯した後、歯茎のくぼみはどのような順番で治癒していくのでしょうか?抜歯後に、歯茎が治癒するまでのプロセスを確認してみましょう。

抜歯後歯茎が治癒するまでのプロセス

① 抜歯をした後の傷口を血餅(けっぺい)が埋める

抜歯をした後は、歯が埋まっていた周囲の歯茎や骨から血がにじみ出てきます。その血が、歯が埋まっていたくぼみにたまり数時間で『血餅』に変化します。血餅は、字からわかるようにブヨブヨしていて餅みたいな舌触りです。冒頭でも説明したように、血餅は【かさぶた】のような役割があります。

 

② 血餅の中に血管ができる

抜歯から約2日後、血餅がしっかりと安定してくると、周りの歯茎から血管が伸びてきて血餅の中に新しく血管ができてきます。そのため、歯茎の腫れがピークになるのがこの時です。痛みも、これを境に徐々に引いてくるので、少し辛抱すると良いでしょう。

注意点

血餅に血管を作っているこの時期は、血液が傷口に集中し抜歯した場所が発熱します。
この時、頬を冷やしたり氷を食べたりすると、発熱が一時的に治まり気持ちがいいのですが、患部を冷やしすぎるのはやめてください。
理由は、冷やしすぎると血管が収縮し、新しい血管を作るのに時間がかかってしまうからです。つまり、治癒までの期間が延びてしまうのです。なので、冷やしすぎには注意しましょう。

 

③ 血餅に細胞が集まり肉芽(にくげ)組織が完成する

抜歯から約1週間後、血餅の中に血管ができると、その周りにたくさんの線維性の細胞が集まってきます。この状態を、肉芽組織と言い、傷口がだいぶ安定している状態になります。
しかし、肉芽組織はできたばかりの弱い組織なので、とらないように注意してください。また、この頃になると、血餅は自然にはがれてしまいます。

 

④ 仮骨(かこつ)ができ骨化が始まる

抜歯から2ヶ月程度たつと、肉芽組織はそれぞれの組織に別れていきます。歯茎になったり、仮骨になったり、個々の組織となっていくのです。この時にできる仮骨とは、骨の元です。
仮骨はまだ、骨としてのカルシウム分が少ないものですが、時間の経過とともにカルシウムが多くなり、骨になっていきます。

 

⑤ 治癒完了

抜歯から3ヶ月程度たてば、仮骨が骨に置き換わり傷口のくぼみがなくなると治癒完了です。

抜歯直後から、治癒までのプロセスを紹介しました。自分の口腔内は普段みることもないですが、抜歯後このようなことが起こっているんですね。
血餅も抜歯の傷口を治癒させるため、大活躍していました。

抜歯後痛みが続くならドライソケットかも?

永久歯を抜歯した後、痛みが引かず長引いている場合は、ドライソケットの可能性があります。ドライソケットって、あまり聞きなれない言葉なので、まずはドライソケットの説明をします。

ドライソケットとは……

抜歯後、何らかの影響で血餅が作られず、傷口がむき出しになっている状態のことをドライソケットと呼びます。

上記で説明したように、血餅ができないと傷口がふさがりません。そのため、傷口から細菌が入り込み痛みが長い間続きます。ドライソケットになるのを防ぐためには、血餅(けっぺい)が必要不可欠なのです。

 

ドライソケットにならないように血餅を守ろう

血餅は、とてもはがれやすいので取れないように注意しなくてはいけません。血餅は【かさぶた】の役割があるので、取れてしまうと抜歯をした後の傷口の治りが遅くなってしまいます。

・うがい
・歯磨き
・食事

普段何気なくしていることでも血餅は取れてしまうので、抜歯後約4~5日は注意が必要です。

 

ドライソケットの症状

・抜歯後2~3日してから痛み止めを服用しても効かないほどの痛みある
・2週間以上痛みが続いている
・食事の際、激痛がある

このような症状があったら、すぐに歯科クリニックで相談してください。ドライソケットになると、我慢していても勝手に治ることはありません。さらに症状が悪化することも考えられるので、早めに治療することが大切です。

ドライソケットになってしまったら

抜歯した部分に麻酔をして、もう一度出血させなくてはいけません。そうすることで、血餅が作られ治癒に向かって動き出します。

抜歯後、ドライソケットになってしまうと、とてもつらい痛みが続くことになります。抜歯後は、歯科医師からの注意を守り、規則正しい生活をすることです。また、せっかくできた血餅を大切にして、早めに治癒できるように心がけてください。

抜歯した後の傷口を早く治す方法はあるの?

抜歯した後の傷口をできるだけ早く治したいと考えた時、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?ここでは、抜歯後できるだけ早く治癒するためのポイントを紹介します。抜歯をした人、これから抜歯をする人は、ぜひ参考にしてください。

抜歯後できるだけ早く治癒するためのポイント

ポイント①バランスの良い食生活

抜歯後は、腫れと痛みがあるので食欲が落ちてしまう人が多い傾向にあります。また、食事をしてもおかゆや麺類といったメニューを選びがちです。
それでは、治癒するために必要なエネルギーが摂取できません。栄養バランスの整った食事をしっかり取るようにしてください。食事の注意として、刺激の強い食べ物を控えるようにしましょう。
たくさんのスパイスを使った料理や、極端に熱い、冷たい料理は傷口に刺激を与え治りが遅くなる原因になります。また、血餅は柔らかいので、硬い食べ物も控えてくださいね。

 

ポイント②血餅を守る

抜歯をすると歯茎に大きなくぼみができるため、気になって舌で触ってしまうことが多いようです。その気持ちはよく分かりますが、傷口にとってはよくありません。血餅が壊されることもあるので、我慢してくださいね。
また、歯ブラシで傷口を刺激するのもよくありません。傷口を清潔にしたいと思いますが、血餅には細菌感染を予防する作用もあるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

 

ポイント③タバコを控える

タバコを吸うと、ニコチンによって体内の血管が収縮するため、血液の流れが悪くなります。そのため、血餅が作られにくくなってしまうことも……。
抜歯をしてから、1週間程度はタバコを控えてくださいね。

 

ポイント④お酒を控える

お酒を飲むとアルコールが体内に入り、血流をよくするため抜歯の傷口から再度出血する可能性があります。また、お酒を飲むと抜歯時に渡される薬の働きが十分に得られないことも……。
ですから、抜歯後数日はお酒を控えるようにしてください。

 

ポイント⑤安静に過ごす

抜歯は、身体にとって結構な負担になります。そのため、治癒するには大きなエネルギーが必要です。早寝早起きを心がけ、普段スポーツをやっている人も数日は運動を控えて身体をしっかり休ませるようにしてください。

上記のポイントを押さえて実践することが、傷口が早く治癒するための近道です。

まとめ

抜歯後、傷口の治癒に重要な役割をもっている血餅。
血餅はとてもはがれやすくもろいので、傷口が安定するまでは注意が必要です。
また、ドライソケットに注意して早く治癒できるように規則正しい生活を送るようにしてください。

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