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前歯が長くて目立つ。削る?矯正?長くてなぜ悪い?

2018.10.01更新

出っ歯ではないのだけれど、前歯が長くて目立ってしまう、大きく見えてしまう。それが魅力的に見える人もいるけれど、私の前歯はただ長いだけ…。

どうにかしたい、私の前歯。

単純に考えると、歯医者さんで削ってもらえれば、簡単に済むような気がします。しかし実際には、矯正歯科などで改善できる場合がありますよ!一人で悩まず、相談してみませんか?

歯を削らずに矯正! イントルージョン

長い前歯を改善できる方法の一つ、インストルージョン(圧下・あっかとも呼ばれています)という矯正治療を説明します。

Intrusionは「侵入」という意味を指す言葉です。つまり歯を、歯茎の部分の骨(歯槽骨・しそうこつ)の中へ押し込む矯正治療となります。

インプラントアンカーやヘッドギアを使う場合も

実際にはワイヤとブラケットを歯に装着し、歯を奥へと動かしていきます。加えて、歯茎にチタン製のねじ(インプラントアンカー、もしくはアンカースクリューと呼びます)を埋め込み、そこを起点としてゴムで歯を引っ張る、インプラント矯正を並行しておこなうケースもあります。

また、ヘッドギアを装着する場合もあります。いずれにしても、時間をかけゆっくりと矯正していくようです。なおインストルージョンは、笑った時に歯茎が目立ってしまう、ガミースマイルの際にもおこなう場合があります。

どのくらい移動するの?

歯の動く距離は、2ミリ前後となる場合もあります。2ミリと聞くと「あまり変わらないのではないか?」といった印象を覚えがちです。しかし、前歯の平均的な長さは11ミリ前後なので、およそ1.8割も長さが変わることになるのです。

長い前歯は、削ってもいいものなのでしょうか?

あごなど骨格の大きさというものは、人種などの遺伝によって変わることが多いようです。一方歯の大きさというものは、人種的な遺伝ではなく、その人その人の個体差によって異なるのだとされています。

したがって、東アジアに生息するモンゴロイドだから歯が大きい、もしくは小さいといった傾向はないようです。また、人種によって前歯が長い短いという特徴も、見受けられないようです。

では、個人によって歯が長い場合、削ってもいいものなのでしょうか?

なぜ前歯が長く見えるのか?

前歯が長く見える…これには、二つの要因が考えられます。

① 2本の前歯だけが成長しすぎ、一般的なサイズよりも大きい

② 隣の歯やほかの歯が小さいため、相対的に大きく見える

歯科医師の実感としては、②によるものがとても多く、①によるものはあまりないようです。であれば、前歯を削るような治療はおこなわれているのでしょうか?

前歯を削るとどうなるか?

歯の表面を覆っている、エナメル質。厚みはおおよそ1~3ミリです。骨よりも硬いとされ、虫歯が歯の内部へ達しないよう、ガードの役割を果たしていると言えるでしょう。

だ液の中に含まれているリン酸やカルシウムは、初期の虫歯となっている場所に沈着し、エナメル質の結晶を新たに作ります。これを、再石灰化と呼んでいます。初期の虫歯であれば、このような形での自然治癒が可能なのです。

しかし、前歯を象牙質まで深く削ってしまえば、もうそこにエナメル質はありません。象牙質はエナメル質よりも柔らかいので、虫歯の浸食が早くなります。また、神経のある歯髄(しずい)に近いため、痛みを感じやすくなります。

したがって、前歯が長いからと言って、その歯を大きく削るケースは見受けられないようです。もし削る場合でも、1ミリ以下ではないかと考えられます。

削ってかみ合わせを悪化させないように!

前歯が長いとはいえ、その状態で上下の歯のかみ合わせが合っており、食事の際はしっかり前歯でかめるケースが多いようです。しかし前歯を削ってしまえば、上下の歯のかみ合わせに変化が生じる恐れがあります。

かみ合わせが変わってしまい、前歯でしっかり食べ物をかみちぎれなければ、胃腸の消化に負担がかかり、体全体の不調へとつながっていきます。かみ合わせを大切に守りつつ、治療を進められるといいですね。

前歯や隣の歯にかぶせる! セラミックによる治療とは

歯の上にかぶせる、セラミッククラウンを知っていますか?陶磁器にも使われるセラミックは、硬い材質とその強度が特徴です。

前歯や隣の歯を大きく削り、このセラミッククラウンをかぶせる治療が、一部の歯医者さんでおこなわれています。矯正治療よりも費用がリーズナブルであり、治療期間も短いことから、受診する人も少なくないようです。しかし、これに異を唱える歯医者さんも少なくないのです。

クラウンには厚みがあるので、歯を大きく削ります

食事にも耐えうる強度をたもつため、クラウンには厚みが必要です。したがって、かぶせる歯を象牙質まで深く削ります。芯棒のように細くしたうえに、クラウンをかぶせます。前歯であれば、元の歯よりも短いクラウンを、隣の歯であれば、元の歯よりも長いクラウンをかぶせます。

神経や毛細血管のある歯髄を、抜いてしまう場合も

深く削れば痛みがおさまらないこともあり、その際は歯髄を抜いてしまいます。歯髄の中には神経のほか、歯の隅々へ栄養を送る毛細血管も通っています。

この毛細血管を失うため、歯は枯れた木のようになります。自分で立っていることができなくなれば、抜歯せざるを得ないケースもあります。こうした結果になれば、歯医者さんと患者さんの間でトラブルとなることも…。

このような治療を「セラミック矯正」「美容矯正」といった呼び名で扱っている歯医者さんを見かけます。一方、このような治療を認めず、扱っていない歯科医師も多くいます。治療期間や治療費のリーズナブルさに惑わされず、しっかりとした治療を選びましょう。

まとめ

前歯の長さが気になるというので歯医者さんが見てみると、それほどではない、気にするほどではないということが多いようです。逆に、魅力的・個性的と思えるほど、すてきな歯をしている場合もあるようです。

患者さん思いの歯医者さんであれば、なんでもかんでも治療をおすすめするわけではありません。健康で天然な歯の維持を考えてから、「気にするほどではないですよ」「治療した方がいいですよ」と診断をしてくれるはずです。

そういった歯医者さんに出会い、自信を持って笑顔を見せられるよう、われわれも応援しています。

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