歯科自由診療の検索・予約サイト「ハピスマ」

  •  
  •  

新着記事

受け口を自力で矯正できるの?あごの骨の大きさも変えられるの?

2018.06.26更新

上の歯よりも、下の歯が飛び出している状態を、受け口と呼んでいます。反対咬合(こうごう)・しゃくれなどとも言われます。

下の歯が前に傾いているなど、歯並びに原因があるほか、下あごの骨格が大きすぎる、もしくは上あごの骨格が小さすぎるといった、骨格に原因のある場合もあります。

このような症状は先天性、すなわち遺伝などで生まれつき備わってしまうことがあります。また、子供の頃からの成長過程で、あごが育ちすぎたり、逆にあまり育たなかったりといったケースも考えられます。

そのほか、その人の癖や習慣などによっても、受け口になってしまう可能性はあるようです(後ほど、舌の位置や口呼吸の習慣について説明します)。

これらの症状を、歯医者さんへ行かず、自力で矯正できないか?このテーマにしぼって、解説してきますね。

受け口は自力で矯正できるのか

受け口に限らず、悪い歯並びを自力で矯正するのは、不可能な場合がほとんどなようです。

矯正とは、症状によっては矯正装置で1日24時間ずっと力を加え続け、1カ月に0.3ミリほどという短い移動を、1年ないしそれ以上の間、根気強く続けていくものです。自力でこうしたことをおこなうのは、難しいのではないでしょうか。

また、受け口の原因が歯並びではなく、あごの骨など骨格に原因があれば、外科手術をおこなう必要さえあります。矯正治療の合間に、あごの骨の一部を切り取り、削ってからその分だけ前後へずらし、固定します。

このような、外科手術を伴う矯正治療を、外科矯正(サージェリーファースト)と呼んでいます。

歯並びのほか、骨を切り取り、削るなどもおこなう…。これほどまでに大きな治療をおこなうべき症状なので、自力で矯正するというのは、かなり現実離れした話かと思われます。

仮に、それにもかかわらず自力で、下あごを押し続けるとします。しかし、骨は硬く、伸び縮みしないものです。あごの大きさは変わらないばかりか、かえってあごの関節を痛めるだけとなる恐れがあります。

自力で矯正する方法?

矯正治療にしても外科矯正にしても、治療費は数十万円から100万円を超える場合があるようです。なので、自力で矯正しようと考えることは、ちっともおかしくありません。そこで、インターネットや書籍などで紹介されている「自力でできる矯正」を検証してみましょう。

筋力トレーニング

一般的に口を閉じた状態では、舌は上の前歯の裏側にくっついています。しかし、受け口になってしまう原因の一つとして、上ではなく下の前歯の方を、裏側から舌で押してしまっていることが考えられます。

習慣や癖によって舌の位置が正しくないと、歯並びが悪くなる場合があります。そこで、主に子供を対象として、舌の筋力トレーニングをおこなう場合があります。

そこで、代表的なトレーニングを紹介します。ただし、本来は症状によりトレーニング方法が変わります。したがって歯科医師の指導のもと、これらのトレーニングをおこなうことをお勧めします。その人に合わないトレーニングを自己流でおこなってしまうと、かえって筋力の悪化する恐れがあるからです。

 

・タンドラッグ法 

舌を正しい位置、すなわち上の前歯の裏側へくっつけます。そして、舌を巻きながらのどの奥の方へ動かしていきます。なお、舌の先端は上あごに接し続けながら、巻いてください。

これによって舌の位置が改善されると同時に、食べものを飲み込む際、舌が正しく動くよう訓練していきます。

 

・オープンクローズ法

舌を上の前歯の裏側にくっつけながら、口の開閉を繰り返します。舌の筋力をアップさせ、舌がいつでも上の前歯の裏側へくっついているように訓練します。

割りばしやスプーンを使う方法

割りばしやスプーン、木でできたアイスクリーム用のスプーンなどを使います。割りばしを縦にし、下の前歯の前方に押し当てます。テコの原理でそこを支点とし、割りばしの先端を上前歯の裏側に当て、上前歯を前方へ押します。

スプーンや木のスプーンであれば、同じように下前歯を支点とし、上前歯の裏側に、スプーンの皿の裏側を当て、前方へ押します。

一部の歯科医院で、この治療方法をお勧めしているようです。ただし調べてみると、子供の矯正のみであり、大人の矯正では勧めていないこともあるようです。

市販のマウスピース

市販のマウスピースと言えば、歯ぎしりや食いしばりから歯を保護する目的で販売されていますが、一部で矯正用のものが販売されているようです。

矯正のためのマウスピースは、本来患者さんの歯型を取り、その歯と症状に合わせ、オーダーメードでマウスピースを制作します。歯並びは人によって違い、同じ歯並びというものはありません。どのような歯並びを、どのように移動させるかは、一人ひとりの患者さんによって異なるのです。

市販のマウスピースは、そもそも自分の歯型に合っていないため、歯を正しい位置へ動かすことができません。かえって歯並びが悪くなる恐れがあるので、ご注意ください。

受け口にならない、悪化させないために

一般的に舌は、上の前歯の裏側にくっついています。しかし、舌の癖や筋力低下によって、下の前歯を裏側から押してしまうケースがある、と説明しました。

筋力が低下してしまう原因として、鼻で呼吸するのではなく、口呼吸をする癖が指摘されています。

鼻づまりや扁桃腺(へんとうせん)のはれなどにより、いつも口で呼吸をする癖がついてしまうと、口は半開きの状態になります。舌は上前歯の裏についていません。これらが続くと、舌や口の周りの筋肉は緊張せずにゆるんだ状態が続き、筋力が低下します。

本来は、舌が裏側から上前歯を支え、唇が前から前歯を押して支えることにより、歯並びを維持しています。したがって口呼吸になると、歯は前後からの支えを失い、歯並びが悪くなる恐れがあると考えられているのです。

筋機能療法(MFT)

そこで矯正治療の際、舌や口周りの筋力をアップさせる、筋機能療法(MFT)を補助的におこなう場合があります。先ほど説明した「タンドラッグ法」「オープンクローズ法」もその一つです。

マウスピース型の矯正装置

また、舌を正しい位置へ定めるために、筋力向上のために作られたマウスピースを使うこともあります。舌を挿入できるようになっており、舌の癖などを改善させていきます。

歯科医院での治療方法

矯正治療

歯の表側ないし裏側へワイヤとブラケット、マウスピースなどを装着し、歯を正しい位置へ動かしていく治療です。治療期間としては1年ないし数年かかるようです。

外科矯正

冒頭に説明した通り、矯正治療の間に外科手術をおこなう治療です。手術前矯正・手術後矯正にそれぞれ1年ないしそれ以上かかり、手術自体は1週間前後の入院となります。

なお、あごの状態が顎(がく)変形症と診断された場合、それは疾病(病気という意味です)と見なされるため、保険が適用されます。手術と、その前後の矯正治療が対象になります。

患者さんの治療費負担は1~3割へと軽減されますが、顎口腔(こうくう)診断施設と定められた歯科医院・病院で受診することが条件となります。ぜひ、初診相談の際にご確認くださいね。

まとめ

体の中には、病院へ行かなくても改善できるものと、できないものがあります。風邪などは、自然治癒していく場合があります。逆に、自然治癒では改善できない病気やけがもあります。

歯について学ぶ機会は、なかなかないものです。したがって、自然治癒できるもの、自力で改善できるもの、できないものの判断には、悩まされるものです。だからと言って、歯医者さんへ相談に行くと、セールストークで治療を勧められ、不安になる時があります。

そこで!良心的な、患者さん思いの歯医者さんをあらかじめ見つけておき、いつでもなんでも、気軽に相談できる態勢を作っておくといいかと思われます。そのためには、直接歯医者さんを訪問し、歯科医師と話をすることでしょう。

ネットで受付・予約もできる

歯科自由診療の検索予約サイト

歯科矯正・インプラント・美容診療・ホワイトニングなどの歯科自由診療の歯科医院を探したいときは『ハピスマ』を使ってみてください。歯科医師のインタビューや豊富な写真からあなたにぴったりの医院を見つけてください。

Point

  1. 歯科医院をエリアやこだわり条件で検索!
  2. 自由診療歯科医院の特徴がわかる情報が満載!
  3. 待ち時間を軽減!24時間ネット予約にも対応!

この記事の関連記事