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出っ歯を矯正した後、口元がしぼむ?ほうれい線や口ゴボにも注目

2018.10.11更新

歯を、矯正した。

歯並びは、よくなった。

でも、驚いたことに口元がしぼんで見える。

 

…意外と知られていませんが、このようなトラブルを見かけます。歯医者さんは、歯並びの改善を目的として治療をしているので、口元の変化を見落としてしまう場合があります。治療を始める前にこの記事でチェックし、歯並びも口元も美しく改善していきましょう!

抜歯矯正とは?

歯の矯正では、多くの場合抜歯をおこないます。前歯を奥に引っ込めたいのであれば、前から4番目に位置し、かみ合わせにあまり影響のない第一小臼歯(しょうきゅうし)などを抜歯します。

第一小臼歯であれば、抜いた跡に8ミリ前後のスペースが生まれます。そしてその分だけ、前歯を奥へずらすことが可能となるのです。

抜歯矯正でほうれい線が出る?

抜歯矯正と口元に関して問題となるのは、抜歯矯正の後、ほうれい線の出る恐れがあることでしょう。

出っ歯などで前方へピンと張り出していた肌は、抜歯により歯の支えがなくなることで、口元がたるむことがあります。それにより、今まではなかったほうれい線が現れるケースがあるのです。

これを回避するためには、治療を始める前の初診相談などで、歯並びだけではなく、ほうれい線を含めた顔かたちの変化についても、しっかり打ち合わせをすることです。

歯科医師としては、歯並びの改善をまず優先させることが多いでしょう。そこで、ほうれい線を含めた口元の影響についても相談し、納得してから治療を始めましょう。事前にチェックしておくことで、リラックスした気持ちで治療を開始できますよ。

ほうれい線が出ても…こんな対策が

もし抜歯矯正によってほうれい線が浮かび上がってしまっても、落胆しないでください。歯医者さんによっては、歯のカツラもしくは歯のウィッグと呼ばれる製品を扱っています。

患者さんの歯型を取るだけで制作でき、治療の必要はありません。歯の形をした白色のマウスピースと言った形状をしており、つけたまま食事もできます。マウスピースの分だけ歯に厚みができるので、ほうれい線の改善に役立つかも。

もしくは歯の厚みを増やすために、歯の表面に歯科用プラスチック(コンポレットレジン)を盛り込み接着させる、ダイレクトボンディングを扱う歯医者さんもあります。

カツラにしてもダイレクトボンディングにしても、歯の厚みを増やすことで、肌を前方へやや押し返すことで、ほうれい線の軽減が期待できるかも知れません。

抜歯矯正で起こるかも?ディッシュフェース

口元を引っ込めることばかりに、執着しすぎたとしましょう。抜かなくていい歯を抜いて矯正をすると、顔の真ん中がくぼんだように見え、お皿のような平たい顔に変化してしまうケースがあるようです。これをディッシュフェースと呼び、注意を促しているところもあるようです。

口元を引っ込めたい人の中には、歯並びそのものには問題がなく、歯を抜く必要がないケースがあるようです。天然で健康な歯を抜いてしまえば、2度と元に戻ることはありません。ご注意くださいね。

矯正治療の際に気をつけたい…舌を置くスペース

抜歯により前歯を8ミリ程度後ろへ動かせば、口の中の体積も、その分小さくなります。舌をゆったりと置くだけの体積が不足することにより、舌が気道をふさいでしまい、呼吸しづらくなるケースもあります。

なので、気道をキープするため、あえて抜歯矯正をおこなわない歯医者さんも、少ないながらいるようです。

外見を改善したいだけの矯正は、こうした口内の環境を、歯科医師も患者さんも見落としがちになります。治療後に舌を動かすスペースが不足しないように、歯医者さんと事前に確認しておきましょう。

非抜歯矯正で口元はどのくらい変化するの?


もっこりと前に出て見える口元を、ゴボ口(ぐち)・口(くち)ゴボと呼んでいます。このような状態を改善したいと、矯正歯科を受診する人もいるようです。

抜歯矯正とは異なり、歯を抜かずに矯正するのであれば、歯を移動させるためのスペースが足りないため、1ミリ以上の移動は難しいと考える歯科医師もいます。したがって口ゴボの印象は、治療前とあまり変わらない恐れがあります。

また、歯を動かした分の5~7割ほどしか、口元の印象は変わらないとする歯医者さんは多いようです。歯を1ミリ移動させれば、口元の変化は0.5~0.7ミリほどとなるわけです。

このように、非抜歯矯正は歯を大きく移動できないほか、治療後に歯が元の位置へ後戻りする可能性もあります。抜歯矯正がいいのか、非抜歯矯正がいいのか…これについては、治療前に歯科医師と確認し、納得したうえで治療を始めるといいですね。

口元の外見に役立つ場合も…MFT(口腔筋機能療法)

矯正治療と並行して、舌や口周りの筋力を向上させるための、トレーニングをおこなう場合があります。これをMFT(Myo Functional Therapy・口腔筋機能療法)と呼んでいます。しっかりと口を閉じ、舌が上前歯を裏側から押すことにより、正しい歯並びをたもつようにしていきます。

なお、矯正歯科だけではなく、さまざまな歯医者さんがこの療法に取り組んでいます。受診できるかどうか、気軽に問い合わせてみましょう。

出っ歯などで起こりやすい?あごの梅干し模様

出っ歯などで唇が前方へ引っ張られた状態であれば、口周りの筋肉も引っ張られ、緊張した状態になります。すると、あご周りの筋肉も引っ張られるので、梅干しのようにしわが目立ちやすくなる恐れもあります。

出っ歯の矯正治療を終えた後も、この「梅干し」が改善されないようであれば、MFTをおこなう場合があります。口周りの筋力をアップさせ、しわが薄くなるようにしていきます。

手術をともなう矯正治療もあります


ゴボ口の原因が、歯並びだけではなく、あごの骨自体が前に飛び出していることが原因であれば、矯正治療の合間に、骨へメスを入れる外科手術をおこないます。これを、外科矯正(サージェリーファースト)と呼んでいます。

自分の口元はサージェリーファーストをおこなうべきかどうか…これについても、一人で悩んでしまわずに、複数の歯医者さんを訪れ、気軽に問い合わせてみるといいですね。

気にしすぎると…身体醜形(しゅうけい)障害

他人から見ればそれほどでもないのに、自分の見た目・外見を過剰に気にし、落ち込んでしまう。中には自分が軽蔑されていると思い込み、日常生活にも支障をきたすほどになる。このような症状を、身体醜形障害と呼んでいます。

特に若い人は、口元が前に飛び出しているなど、横顔を気にしすぎる傾向があるようです。周りの人は、それほどあなたの口元を気にしていないことも考えられます。自分の容姿に深くとらわれず、豊かな日常生活を送ってみてはいかがでしょうか…。

まとめ

最近では真夏でもマスクをしている人を、多く見かけるようになりました。海外から訪れた人は、何か保菌でもしているのかと、とっても驚くそうです。口元に自信がないのであれば、矯正に関心を持つのもいいですね。

無料相談をおこなう歯医者さんは多くあります。相談したからといって、必ずしも治療を受けなければならないわけではありません!相談だけで、いいのです。気軽な気持ちで、扉をノックしてみてはいかがでしょう?

監修医 武本 雅彦先生

武本歯科クリニック

院長:武本 雅彦

住所:神奈川県横浜市天王町1-28-3